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PGリサイクルは異業種のスクラムから生まれた |
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もったいないなぁ |
ペアガラスを廃棄処分するたびに玉野井はこう思っていました。「もったいないなぁ〜。これを再利用する方法はないもんじゃろうか」 |
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そうだ! |
そこで、玉野井は、色々な発想をめぐらせました。ああでもない、こうでもない。
「ワシは理工学部を出た技術屋だ、あきらめるわけにはいかない」
ペアガラスの構造を見ていて、あるアイデアが浮かびました。
「そうだ! こことここを切れば、再利用できる」 |
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でも、技術がない |
ただ切るといってもペアガラスの規格は様々。電動ノコを使うにしても、真っ直ぐ切れず、難しい。行き詰まった玉野井は街の発明家に相談することにした。
“政田 寛”氏、自然薯栽培機の発明で一躍、全国に名の知れた発明家(発明協会理事)。特殊計量機の開発企業“株式会社宝計機製作所(http://www.takara-scale.co.jp/)”の社長である。 |
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試供品完成!でも大問題が・・・ |
政田氏の協力によって、試作第1号機が完成。シンプルな発想による電動ノコのアタッチメントとして誕生。コストパフォーマンスに優れた自信作となった。
さっそく、自社で実験。同業のサッシ卸業のトータル住器鰍ウんでも使っていただいた。
すると、現場からクレームが届けられた。「ペアガラスに仕込まれている乾燥剤が粉塵になって散って、作業にならないよ!」 |
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集塵機を付けて、ついに完成 |
さすが発明家政田氏、掃除機を使った集塵機を付属品として開発、これを装着した。すると、現場も大喜びの効果。
「よし、これなら実用化できる」と現場から喜びの声が寄せられた。
こうして、玉野井と発明家政田氏、そして現場作業員のスクラムがPGリサイクルを生んだのでした。
活用事例 |